2月6日(火)の日記
今日は仕事で標準液の調合方法を教えてもらった。
精密な料理みたいだな、と思いながら15歳年下の男の子の手元を見つつ、懸命にノートを取る私。何歳になっても初めて習うことは緊張する。
研修以外に自分の受け持つ仕事はあるので、調合の合間に何度も工場へ足を運び、バタバタと慌ただしい一日を過ごした。
はー、疲れた。帰宅してから食べる甘いものは格別に美味しい。
旦那さんがお土産に買ってきてくれた八幡カステラに、付属の小倉あんをつけて食べた。彼は甘いものを食べないのに、旅行へ行くと必ず美味しそうなお菓子をたくさん買ってくる。旅先で私達家族のためにあれこれ選んでくれる気持ちが嬉しい。明日はショコラ味を食べよう。
10分もしないうちに娘も帰宅し、おやつに同じカステラを食べさせてから、一緒に夕飯のチキンカツの下ごしらえをした。横に並んで鶏肉に衣をつけながら、今日の給食のメニューや、来週の授業参観について熱心に話してくれる娘。毎日学校で楽しく過ごせている様子が伝わってきて嬉しくなった。
久しぶりに息子と一緒にお風呂に入った。浴室の壁に貼られた日本地図を眺めながら、色々な話をした。北方領土のこと、震災のこと、リアス式海岸はどうしたらできるか、北海道に梅雨がないのは何故か……等々。
子供が大きくなるにつれ、1つの話題に関して深く掘り下げたり、他の話題に繋げたりして、会話の広がりを実感できるようになってきたのでとても楽しい。普段はどうしても好きなテレビやゲームの話に偏るので、会話の断片から上手く話題を拾えた時は、私自身もつい夢中になって喋ってしまうのだ。良い時間だった。
仕事して家事して家族と会話して。
何でもない日々の積み重ねが、私と家族を作っていく。そんな日常を文章にして残しておくのも悪くないな、って改めて思った。
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