10年
息子が10歳になった。
ということはつまり、私が母親になって10年が経ったというわけだ。
「お誕生日おめでとう」と伝えたら、「お母さんこそ、おめでとう。僕を生んでくれてありがとう。」と息子に言われてしまった。
最近の子供ってすごいな…他人事のように感じながらも、やはりじーんとした。大きくなったなぁ。大きくなったけど、息子は何歳になっても私の子供に変わりはない。その感覚を少し不思議に思った。親子ってとても運命的なものなんだなぁ。
子供に対して不満も、高望みすることもない私の子育て。正解なんてないのを知っているから、この先もわが子が心身共に健康であることを願うばかりだ。
ほぼ日手帳に授乳時間と細かな育児不安をひたすら書き綴っていた暗黒母期から、毎日欠かさずブログを更新していた真面目母期、少しずつ子育てが落ち着いてきたことで失った時間を取り戻すべく満喫しまくったオタク母期を経て、今改めて自分を見つめ直す時期に差し掛かっている。
先日良い記事に出会った。
「比べないことが最高のおしゃれ」スタイリスト大草直子がかっこいい理由
自分より少し先を生きる素敵な女性から、またひとつ勇気を貰った気分だ。
「四十代は伸び代を確認する作業ができるようになる」という考え方がいいなぁと思った。それはきっと、三十代を必死に生き抜いたことで生まれる余裕なのだろう。
歳を重ねるにつれてライフスタイルが変わるのは自然なことで、その都度生きやすいように自分と向き合いながら柔軟に人生の取捨選択をしていきたい。
3月7日、息子も私もおめでとう。
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